ニューヨークのホテルでセイフティボックスの鍵を紛失
友人と二人で、ニューヨークのホテルに宿泊した際に、セーフティボックスに貴重品を預けることにしました。 その際、ホテル側から渡されたのは、金属製のちょっと重みのある1本の「鍵」でした。ちょっと重たいし、かさばるし、カードならいいのになあなどと思いつつ、私が預かっておくことになりました。その夜は、はじめての海外旅行だったこともあり、気分が高揚してなかなか眠れなかった記憶があります。 そんなこんなで、夜更かしした挙句、翌日の出発は6時半。朝、5時半ごろに眠い目をこすりつつ起床して身支度をととのえて、フロントへ。 フロントには日本語の理解できる現地スタッフが、私たちを待っていました。 チェックアウトをおこない、さあ、セイフティボックスを開けようとなった矢先、鍵が見当たりません。 しかも、どこへしまったのか、まったく思い出せないのです。スーツケースを開けて確認しようと思ったのですが、時間がない。 おろおろする友人と、顔面蒼白の私、そしてひたすら時間を気にして焦るスタッフで、堂々巡りの議論をくりひろげていると、ホテルのスタッフが「8000円を支払っていただければ鍵が無くても開けられます」と助け船を出してくれました。 その結果、8000円の出費はかなり痛かったですが、やむなく支払って、なんとか鍵を開けてもらうことができました。 その日の夜、まるめた衣服の間から、この鍵が出てきた時には、自分のバカさ加減にかなり落ち込んだものです。
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