年末に鍵が壊れて大慌て
年の瀬が押し迫った寒い日に、玄関ドアの鍵が壊れました。 壊れたのは実家の玄関ドアの鍵です。実家は築60年ほどの洋館で、玄関ドアもステンドグラスを全面に使ったアルミ枠のものでした。当時ついていた鍵は、よく家の勝手口などについている、外側に鍵穴があり、その真後ろにサムターンがついている形でした。その鍵の内部の何かが外れたようで、デッドボルトとラッチボルトがすぐ引っ込んでしまう症状に見舞われました。 なぜそれに気づいたかというと、その日母親が私を連れて外出し、家が空になるからと鍵をかけて外出したのに、帰って来たときに鍵が開いていたからです。帰宅した時は「もしや泥棒か」と慌てて(実際に泥棒に入られた事もあったので猶更)警戒して家に入って上から下まですべて点検しました。しかし泥棒が入った形跡はありません。そんな時、私たちの目の前で、たしかに帰宅後に鍵をかけたはずの扉が、風に吹かれてキーと開くではありませんか。それで「もしかして鍵が壊れたのか」と疑って試したところ、鍵をさして回してもボルトが出て来ない・出て来てもすぐ引っ込んでしまうことが判明しました。 当時はもうすぐ年末という時期で何かと物騒なので、すぐに鍵屋さんに来てもらうことにしました。とはいえ懇意の所はないので、ネットで調べて口コミがよさそうなところに電話をして修理をお願いしました。すぐに駆けつけてくれて点検したところ、この鍵自体が古く、取り換えるとなるとドア全体を解体しなければならないので、この鍵はこのままにして別にもうひとつ鍵をつけるのが良いとの事でした。承諾すると、すぐにドアのアルミ部分に穴をあけて、新たに鍵をつけてくれました。 新しい鍵はピッキングがしにくい鍵でした。壊れた鍵を修理したおかげで家全体の防犯性能も上がり、その年は安心して年末を過ごせました。
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