経年劣化
それは、ある日1本の電話で始まりました。
友人が残業を終え自宅に戻った時に、部屋の鍵さえ開けばもう寝れる!と思っていた時です。
鍵をまわしても開かない。鍵は鍵穴にしっかりと入っている。家に入れない!!?と焦った友人からの電話でした。
友人からの電話を受けていそいで友人宅へ、鍵を何回でもさしてもまわらない。念の為に持ってきたオイルスプレーを使用してみてもドアが開くことはありませんでした。
そして、自分達の力では無理と判断をして鍵屋さんに連絡しました。連絡から1時間程して鍵屋さんは到着。
早速、ドアの鍵穴を見てもらうとなんと鍵穴の中が経年劣化で錆びていてそれが原因で回らなくなったとのことでした。
ただ、その日の朝までは普通に使えていた鍵が急に使えなくなる事があるのだろうか?と思いましたが友人の住んでいたアパートは昭和初期ごろに建てられた物らしく家賃を安くする為もあり鍵交換等も特にするようなアパートではなかったと友人自身が入居時のことを思い返しながら語っていました。
その後、鍵屋さんの技術でも昔のものすぎて中々開けるのは難しいと言われ、キッチンの所の小窓の鍵が開いている事を友人が思い出し数日の間はそこから出入りをしていました。
そして、大家さんと数日間連絡も取れず鍵交換を依頼しても10日程かかったと後々聞きました。
入居者が退去するたびに鍵交換を行なっていたら、今回のような事は起こらなかったのにと何度も友人は言っておりました。
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